かおりんパパンのはからいでなんと!!!!!
YAMAHA FACTORY RACINGパドックにおじゃまさせていただきました


作業ピットにも潜入

作業台には外したシートを置く細工もあります

がっちりたのもしい印象です


豪快なライディング


安定して前へ前へ進みます
グイグイ
そしてMX2

カッコイイYZ250F

YAMAHAひとすじ2009年のヨーロッパチャンピオンです

繊細でやさしい印象でした

今年はケガに泣かされている状況で
今回もトラブルがあり次戦の地元フランスGPも欠場するそうです

ヒザの内視鏡手術をして復帰はイタリアGPからの予定です
ふんばりどころの23才です

ぜひがんばってほしいです

シートのことは監督さんもスタッフの方もとてもやさしくいろいろ教えてくださいました

Van Horebeek選手のシート
2人ともコブをつけていて、シャルリエ選手はすべり止めのリブ加工が施されています

Charlier選手のシート
シートカバーを外装デカールといっしょにオーダーしているそうでデザインがそろっていてとてもカッコイイ

サイド部分は柄がプリントされていて半透明のザラザラコーティングがされているような素材です
このような素材を少量オーダーでもさらりとつくってくれる会社があるのでしょうか?うらやましい

シートカバーはノーマルより丈夫な素材なのですが100g以上重くなっていてそれを気にしていました・・新品の表皮をその場で計って見せてくれたのですが純正表皮がなくて比べられませんでしたw
ぬい合わせはミシンぬい・・ウェルダー加工(熱圧着)も可能だそうですがこのほうが良い、カッコイイそうです

2回(2レースなのかプラクティス
含めて2日間?・・とにかく数回)の使用でこのように消耗します
糸が摩擦で擦り切れてしまっていますが表皮も同じくいたんでますのでまもなく張替となるでしょう
吹き出しの文言がなんですが
私はこの年はじめてモトクロス選手にお仕事いただいてこのシートを3個つくって2回づつくらい補修をしたので目が回るほどの忙しさにびっくりだったのです

一人でやるもんじゃないw
私はこのあと摩擦に強い糸を見つけて使用しています・・それをお話ししたらあまり伝わりませんでしたw グリップさせて消耗したら張り替える・・長持ちさせる必要はないのでしょう。
他のチームのシートもいろいろ見てきたのですがYAMAHA FACTORYは機能やデザインが新旧の手法をうまく組み合わせてとても洗練されている印象でした


これも凝ってるけどミシンぬい

AMAとか今風のリブ縫い付けタイプ

けいくんのMAX NAGLタイプ

チームメイトのはリブ上面後方のみ

速いハーリングスやカイローリは普通ぽいシートですし
リブとかコブとかはそれぞれ選手の好みでこれが正解というのはない、というのが結論です

ぬけめなくサインもいただきました


興味深いのはこの背番号やサポート企業名が染め抜かれているジャージは日本ではごく一部のトップ選手は着用していますがヨーロッパではKidsたちも普通に着ていたりしていました

少量オーダーできるシステムが整っているのでしょうか?

スバラシイ環境です

